2015年

6月

22日

関節別アプローチ(THE JOINT-BY-JOINT APPROACH)

●関節別アプローチ(THE JOINT-BY-JOINT APPROACH)


おはこんばんちは、信田です。

今日は関節別アプローチについて書きます。


全ての関節は3次元での可動性(Mobility)と安定性(Stability)を有していますが、それぞれ得意な役割があります。

 

環椎後頭下関節、環軸関節:Mobility

第3頚椎~第7頚椎:Stability

胸椎:Mobility

肩甲胸郭関節:Stability

肩関節:Mobility

肘関節:Stability

手関節:Mobility

腰椎・仙骨・骨盤:Stability

股関節:Mobility

膝関節:Stability

足関節:Mobility

足部:Stability

 

上記の得意な役割に対して以下のルールを意識しながらアプローチしていきます。

 

1.真の安定性を得るためには、先に可動性の問題を解決する必要がある

2.スタビライザーは、より動的なエクササイズを可能な限り質の高い動きで鍛える



シザースというエクササイズです。


【動作】

上半身:胸椎屈曲を保つ

下半身:股関節屈曲/伸展の動作で左右を入れ替えるように動かす。

まずは上半身を見ていきます。

カールアップ(上体を起こす動作)を行う際に、隣接する「腰椎・仙骨・骨盤」、「第3頚椎~第7頚椎」、「肩甲胸郭関節」のニュートラルポジションを保つことがスタビライザーのトレーニングとなります。


動作中に「環椎後頭下関節の伸展」、「骨盤の後傾」、「肩甲骨の挙上や外転」といった代償動作が起きないようにコントロールしてカールアップを行います。


次に下半身を見ていきます。

股関節屈曲/伸展の動作を交互に行います。


この時、隣接する「腰椎・仙骨・骨盤」と「膝関節」を安定させます。

写真のように左股関節を屈曲させていく場合、「腰椎の左側屈」や「左寛骨後傾・右寛骨前傾・仙骨の左回旋」といった代償動作が起きやすいです。


シザースは股関節をしっかり屈曲させてハムストリングスをストレッチするためのエクササイズではなく、股関節動作に対して腰部と膝を安定させるスタビライザーのトレーニングといえます。


1.スタビライザーが適切に働くために隣接する関節の可動性が十分あるかどうか

2.動作に対して安定させることができているか(固めるのとは違います。)


このルールを守りながら、ピラティスでスタビライザーの機能を高めてくださいね~

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